フィリピン留学 クラーク

英語表現ノート – Tastes and Flavours –

今回は、【味について表現するための言葉】を、たくさんご紹介していきます。

five senses(五感)の一つである「味覚」(the sense of taste)。
彩り豊かな表現を耳にすることはあるものの日本語ですら、普段あまり美味しい以外使う機会が少ないかもしれません。(食のリポート番組であっても、「美味しい」の連発のみ、というケースも多いようですが…)

例えば、

  • カジュアルなB&Bやレストランなどで、味について聞かれた時。
  • 友達の家のホームパーティに行って、ごちそうになった時。

毎度、”Yum, yum, yummy!!”だけでなく、もう少し具体的に味わいを表現したいものですね。

英語では、どのような表現があるでしょうか?早速見てまいりましょう。

1.「美味しい」の色々な言い方

一般的に「美味しい!」を表す表現にも、様々な単語があります。

  • Yum!”/”Yummy!”:子ども言葉ですが、年齢問わず使われています。
  • delish”:”delicious” のスラングで、カジュアルな語です。
  • scrummy”:”scrumptious”のカジュアルな言い方で、「すごく美味しい」といったニュアンスを持っています。”scrummy, yummy”などと合わせて使われることも多い語です。
  • finger-licking”:こちらもカジュアルな表現で、文字どおり、手でつまんで食べたら「指までなめてしまうほど美味しい」の意味を表します。”finger-licking good”, “finger-licking cuisine”, “finger-licking restaurant”などのように使います。
  • mouth-watering”:「じゅるる…」という感じがよく伝わってきますね。
  • scrumptious”:「非常に美味しい」、「ほっぺたが落ちる」ようなニュアンスを含んでいます。
  • moreish”:[ˈmɔː.rɪʃ]いわゆる、「やめられない、止まらない」状態。
  • zesty”:「風味豊かな」ソースでもお菓子でもワインでも!
  • delicious”:比較的フォーマルな語です。
  • palatable”:[ˈpæl.ə.tə.bəl]これもフォーマルな語です。反意語は、”unpalatable”。
  • ambrosial”:[ェアンブロウズィアル]のような発音です。「極上美味である」というような、ちょっと飾った表現です。”The taste was utterly ambrosial.”のように使います。

この他にも、

  • That tastes great[lovely/wonderful/superb/marvellous/fantastic/perfect/awesome/amazing etc.]”

としても、「美味しい」の表現ができますね。

  • That’s an authentic taste.
  • a nice flavour
  • a refreshing taste:「爽やかな」
  • a velvety taste:「喉ごしの良い豊かな味わい」
  • a ripened flavor:「芳醇な」

なども使うことができますね。

  • That was real comfort food.

で「ほっとする味」なども使えます。

2.flavours and tastes 味覚ごとの表現

フィリピン留学 クラーク

次に、感覚的にどう感じるかを表す語を学んでいきましょう。

(1)甘い

sweet, sugary, treacly, honeyed, luscious, ripe, cloying
→それぞれ、
sugary”:「砂糖」的な甘さ
treacly”: 「黒蜜」
honeyed”:「はちみつ漬けの」甘さ
を指す言葉ですね。

なお、”luscious”[ˈlʌʃ.əs]は、主に、甘くて果汁たっぷりの果物系に使われます。”ripe”も「熟した」という意味で、似ていますね。

最後の”cloying”は「気持ちが悪くなるくらい甘すぎな…」とよくない意味になります。和菓子などのdelicate [ˈdel.ɪ.kət]な味を好む人にとって、外国のお菓子は、耐え難いものも多々あります…。

(2)酸っぱい

 
sour, tart, acidic, bitter, vinegary
→酸味がきついことを表しますが、”tart”はお菓子のタルトのイメージが強く、意外ではないでしょうか?実は、この語は「主に果物が酸っぱい」時に使われます。”tart”はお菓子以外は、鋭く口早に嫌な感じの対応をする時にも使われるなど、あまりいい意味はありません。

bitter”も、薬などの、顔をしかめるような苦味(”has a bitter flavour”)という意味とともに、lemonなどのシャープな味についても使われる言葉です。この語も、感情についての比喩でよく使われますね。

acidic”[əˈsɪd.ɪk]には、「酸性の」の意味がありますので、こちらはイメージしやすいでしょう。

いずれも、苦味や酸味をごまかす(”try and mask the taste”)ために、シロップや砂糖を加え(add syrup)たりしますね。

(3)辛い

spicy, hot, peppery, piquant, biting, salty, briny
→日本語と同じ感覚で使える語が多いですね。スパイスの辛みと、塩辛さに分けて、違いをご説明します。

spicy系
piquant”[piː.kənt]は、いい意味で、シャープ&スパイスの効いたもの、について使えます。

salty系
briny” 海水や涙のような塩辛さを表す言葉で、[braɪ.nɪ]と発音します。

3.Textureについての表現

フィリピン留学 クラーク

(That’s)a nice texture!

(4)油っこい

oily, greasy(ギトギト・ベタベタした感じ), fatty(こってりと脂肪分の多い)

(5)熟したor熟していない
  • ripe, rich:熟した
  • unripe/green:熟していない
(6)味わい
  • dainty”:「繊細な」の意味で、”dainty dish”のように使います。
  • flavoursome/flavourful”:「風味豊かな」
  • succulent [ˈsʌk.jə.lənt]”: [サキュラント]と発音します。果実やお肉などが”juicy”なことを表す言葉です。
  • high-seasoned”:「よく味付けのされた」
  • tangy [tæŋ.i]”:発音は、[タニィ]のような感じで注意が必要です。良い意味で、シャープで、スパイス味のある、強いインパクトのある味について使います。
  • curdled” : 熱しすぎて、成分が凝固しかかって、汁気と分離したような感じを指します。チーズのcurd(凝固したソフトな塊部分)とwhey(上澄みの乳清)を想像してみるとわかりやすいですね。
(7)食材そのものの風味を使った言い方

brothy, garlicky, gingery, cheesy, nutty, buttery
→”〇〇-flavoured”と同じ意味で、「〜の風味の」となります。

(8)食感
  • chewy” :「かなり噛まなければならない、硬い」
  • sticky”:「ネバネバとした、糸を引くような」納豆など。
  • crispy”:「パリッとした、カリッとした」という感じがぴったりの語です
  • crunchy”:人参やビスケットなどのような、ボリボリとした食感のものに使います。
  • gritty”:「砂のようにジャリジャリした」焦げなどにも使えますね。この語は、他にも「真実ながら目を背けたい」ようなことなど、あまりいい意味はありません。
  • gooey”:「どろ〜っとした(ちょっと粘性のある)」ものに使います。例えば、飴が固まる前の様子などをイメージしてみてください。
  • sloppy”:「汁気の多すぎる」
  • creamy”:「クリーミーな、コクのある、」
  • (meltingly) tender”:「(とろけるように)柔らかく、ジューシーな」
  • moist”:「しっとりとした」

※”dump”とすると、「湿っぽい」という悪い意味になりますので、注意が必要です。

他にも、香りについて、以下のような語が使われることもあります。

  • aromatic
  • pungent”:[pʌn.dʒənt]、強い香りを持つもの一般に使われますが、強すぎて臭さまで感じるというような意味も持っています。
  • gamy” (獣臭い):狩をしてとってくるgameに由来した言葉です。昔のヨーロッパの宮廷料理も、gamyな感じのものがたくさんあります…。
(9)lacking falovour! 味がない、薄い

watery, tasteless, bland, flavorless, unflavored, unseasoned, insipid [ɪnˈsɪpɪd],

(10)悪くなっている

go off, spoiled, tainted, stale, rotten
→料理の仕方が悪くて、食材をダメにしてしまったというような時は、“spoiled”がぴったりです。

stale”は古くなって、パンなどが硬くなってしまった時によく使われます。

また、“rotten”は、果物屋・野菜・肉類などが「腐れてしまっている」時に使います。“go off”も、ミルクなどが悪くなって食べられない、飲めないなどの意味で使われます。

4.bits and bobs(その他いろいろ)

wineの風味について話す時には、
mellow, oaky, spicy, fruity, fresh, smooth, zesty, rich, full-bodied, robust(豊かな香りと味)などを使うと良いでしょう。

「食欲をそそるような」という意味では、tempting, appetizing, tantalisingなどで表現できます。逆に、「見ただけでげんなりするような」ものには、”unappetizing”も使えます。

味に直接関係するわけではありませんが、レストランなどで料理のされ方を確認する際の単語リストです。
raw(生の), steamed(炊かれた), bioled(茹でられた), grilled(網焼きの), fried(揚げた), roast(オーブン焼き), baked(フライパンで焼いた), toasted(トースター焼の)

いかがでしたか?いろいろな表現がありましたね。

実際に、何かの味を表現する時は、いくつもの言葉を組み合わせて表現することも多いものです。
”That’s ~, ~, ~.. .”のような形で、ぜひ、練習を楽しんでください!

フィリピン留学 クラーク
author: Aya